こんにちは、Maiです*
今日は二日連続で寝坊したということで、晴れの日にもかかわらず少し気分が落ち込んでいるMaiです。笑
いつも目覚ましは7時にかけて、最低でも8時半までには起きるようにしているのですが、今日は起きたら10時半。長めの二度寝をしてしまいました。泣
早寝早起きを心がけて、生活リズムを崩さないように頑張りたいと思います!
さて、今回のテーマはこちら、「虱目魚」(サバヒー)についてです。実はこの魚、台湾で本当によく食べられている魚で、私も大好きな魚なんです。
いくつかお店も後ほど紹介させていただきます!
虱目魚

虱目魚とは、台湾で非常によく食べられている魚です。中国語では「シィームーウー」、台湾語では「サバヒー」と読みます。英語では「milk fish」と呼ばれています。
虱目魚は、インド洋から太平洋にかけての亜熱帯水域に生息しているので、台湾だけでなく東南アジアの方でもよく食べられています。
産卵期になると台湾の南のほうまでやってくるので、そこから台湾南部で養殖が始まったそうです。現在では、台湾中部から南部にかけての養殖業は大変盛んのようですね。
「虱目魚」の名前の由来

ちょっとここで「虱目魚」という名前に関する面白エピソードを聞いたので紹介します。
台湾の歴史を学ぶと必ず出てくる重要人物の一人、鄭成功。この方は、台湾の発展の基礎を築いたとされており、台湾人には大変親しまれている方です。(歴史だいぶはしょってます)。台南にある赤崁楼の歴史と強く関わっています。
彼が台湾でこの魚を食べた時、あまりの美味しさに「この魚は何だね?(啥咪魚(シャミヒ)?)」と聞いたところ、地元に人が聞き間違えて「サバヒー?」といったところから始まるのだとか。
本当かどうかはわかりませんが、これは彼から教えてもらった話なので、少なくとも台湾人の間ではこの説がよく言われているようです。

地元民「サバヒー?」(なにそれ・・?)
鄭成功「おぉー、サバヒーというのか。なるほど。」
もしくは

地元民「サバヒー?」(この魚の名前かな?よく知っているなあ)
鄭成功「おぉー、サバヒーというのか。なるほど。」
って感じですかね?
いずれにしてもちゃんと会話が成り立っているようには思えないですが、そのままこの魚の名前として通用するようになってしまうという。笑
実際の魚の様子から「塞目魚」という名前で知られていて、のちに読み方は同じの「虱目魚」になった、という説もあるようですよ。
どちらの説が正しいにしろ、現在では「虱目魚」と呼ばれているので、台湾にいるときに探してみてください。
虱目魚の料理

虱目魚は白身魚で、味もかなり淡泊。魚臭さや特有の苦みなどがないので、とても食べやすい魚です。しかも脂ものっているので◎
台湾ではよく、「虱目魚粥」や「虱目魚丸」(肉団子入りスープ)として調理されることが多いです。ですが、私が好きなのは「虱目魚肚湯」。これは、生姜のよく効いたスープに虱目魚がどーーんとはいっています。シンプルな味のスープだからこそ引き出される、箸で簡単に切れるまで柔らかくなった虱目魚の旨み。くせになる美味しさです!
虱目魚はとくに鮮度が命。なので、台南などでは朝食として食べることが多いそうです。台湾の人は朝ごはんを外で食べる習慣があり、しかも結構混み合うので要注意です。
虱目魚を食べよう!
私は今まで台南と台北の2ヵ所で虱目魚を食べたことがあるのですが、食べるたびに美味しさに感動したので、両方のお店を紹介させていただきます!
台南開元路虱目魚

こちらは台南にある虱目魚のお店。私が初めて虱目魚を食べて感動したお店です。
けっこう広めのお店ですが、朝はやはり人がどんどん入ってきましたね。
少し市街地からは離れていますが、旅行の一日をスタートするにはもってこいのお店の一つです。
台南開元路虱目魚
台南市北區開元路313號
営業時間: 5:20-13:30
阿財虱目魚肚

こちらのお店は、台北市西門町にあるお店です。先ほど虱目魚は朝に食べることが多いと書きましたが、なんとこちらのお店は夜からの営業!しかも22時とわりと深い時間!
この阿財虱目魚肚はかなりの人気店。お店の前に行列が出来ていることも珍しくないそうです。でも注文受けてから提供されるまで、そんなに時間がかかるわけではないので、お客さんの回転は速そうです。
阿財虱目魚肚
台北市萬華區內江街53號
営業時間: 22:00-5:00(日曜は定休)
まとめ
この記事を書きながらすでにお腹が減っています、Maiです。
どこか日本で虱目魚を食べれるお店はあるのかな?あったら是非行ってみたいです。
基本的に日本にいるときは節約メインであまり外に食べに行かないので、日本にある台湾料理屋さんとか全く詳しくないのですが、
そういうところにも足を踏み入れていきたいと思っています!
ということで以上、Maiでした!ではまた明日~